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令和元年6月、内閣府は統合イノベーション戦略2019(案)を発表しました。この統合イノベーション戦略とは、ひらたく言えば、日本の科学技術まとめるとこういう方向に進めるぞ!というものになります。統合イノーベーション戦略2019(案)(以後、統合戦略)ではSociety5.0の社会実装(スマートシティの実現)や大学等の研究力強化などの大項目のほか、AI技術、バイオテクノロジー、量子技術、環境エネルギー、衛星データ、海洋データ、宇宙ベンチャー支援を掲げています。
本記事では、最新の統合イノベーション戦略の前に、まず「第4次産業革命」ってなんだったっけ?という方向けの第4次産業革命を確認しなおしたいと思っています。(第4次産業革命については、内閣府の第5期科学技術基本計画の中で触れられていましたので、参考にさせていただきました。非常にわかりやすい記述でした。)
第4次ということは第1次から第3次まですでにある、ということです。まずここから確認していきます。
まず、IOT・ビッグデータでは、工業機械の稼働状況、交通、気象、個人の健康状況などの情報がデータ化、ネットワークによる集積・解析・利用ができることで付加価値が生まれていることです。次に、AIでは予め人間がコンピュータに対して分析上の注目すべき指標を与えなくても、「コンピュータが自ら」学習・判断を行うことが可能となることです。
このIOT・ビッグデータ、AIによって
などが大きく期待される産業革命といわれています。
産業革命の流れとしてすでに取り組みが始まっているものとして
などが事例、関連した新産業として注目されています。
クラウドコンピューティングが主流となり、データを低コスト、大量にマルチデバイスからアクセスでき、通信環境が改善されるにしたがって、リアルタイムで情報交換・取引活動ができるようになっており、まさに産業が今大きく変わろうとしています。
今回は、第4次産業革命とは、というテーマで非常に簡単に触れてみましたが、今後それぞれのテーマ事例を探索してご紹介していきます。
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